最近映画館で見た映画の感想
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」
あらすじとしては
パキスタンのとある村にはシャビーダーという娘が住んでいて、その子は声が出ないんですね。
それでその母親はシャヒーダーと一緒に願いが叶うと言われているインドの寺院へ行く為に村人中から願掛けに行く為の資金を集め、電車に乗り長旅を始めます。
ですが、帰り道で長旅で疲れた母親は寝てしまい、そのすきにシャビーダーは動物に気を取られ外に出てしまい電車が出発してしまう。
インドに取り残されたシャヒーダーは泣きながら一夜を過ごし、騒がしい外の様子で起きます。
気になるシャヒーダーはその方向へ駆け抜けていくと、あるおじさんと出会います、それがインド出身でヒンドゥー教信者のパワン(バジュランギおじさん)だった、───。
というあらすじ、そこからはパワンがシャヒーダーをパキスタンへ送り届けるという話ですね。
まず何が気になるってバジュランギおじさんですよ。
バジュランギおじさんって何なんだよ。
俺はそのタイトルだけで惹かれて見ました。
そのパワン(バジュランギおじさん)はヒンドゥー教信者で隠し事をしたりコソコソしない非常に融通の聞かない律儀なおじさんで、そのせいで何度も死にそうになります。
バルオはそこらへん滅茶苦茶笑ってしまいました、正直狂ってるレベルなんですよ。
ですが、この律儀さが旅の途中で出会う方達の心を動かし影響を与えパワンに協力してくれます。
パワンが人の心を動かすほどに誠実で律儀だから物語も良い方向へ導くんですね。
わざわざ知らない子(シャヒーダー)をパキスタンまで送り届けるぐらいの方なんですよ、全然自分の為にならないのにそういう事をしてしまう自己犠牲の塊、言わばヒーロー的存在。
次にシャヒーダー、物語のキーキャラクター
この子が軸として物語が展開されます。可愛い。
しかし、結構やんちゃでイタズラ好きなのと好奇心旺盛なのか一部の知らない方を巻き込みます。
この子が周囲を巻き込んで怒らせたり、興味を持たれたりして何気ない関係が出来て、そこにバジュランギおじさんの誠実さと律儀さで人付き合いが深まり、最終的に二人に協力してくれるようになる訳ですね。
うわ、良く出来てるなこのシステム。
途中、やはり子供ですので寂しくなったり嫌な目に合いそうな時はパワンや周りがフォローします。そうやって互いをフォローしあい、親子愛に近い友情愛がどんどん深まっていく部分がこの映画の核で笑ったり泣いたりできる見所なのかと思いました。
またこの映画はインドとパキスタンを舞台にしているのですが、映画の最中に出てくる方は大体相手の国を貶します。(バルオは情勢を知らなかった…)
これについては調べてみるとインド独立運動による虐殺があったとされていて恐らくこの事を言っているのかな…。
泣いたり笑ったりできる映画なんですけどこれも恐らく国同士の絆がテーマなんでしょうね。
凄えなこの映画
取り敢えずこんなブログ見てないで見に行ってください。
刀剣乱舞も書こうと思ったのですが長くなってしまったので、次の記事にしたいと思います。